設計士のこだわりがつまった狭小平屋
埼玉県日高市
別荘のような佇まいのこちらの建物は、ご実家のお庭につくった離れ。限られたスぺースを最大限に活かし、空間を広く見せるための工夫が緻密に計算され随所に施されています。
L字に大きな窓をつけたことにより光が多く部屋の中に採り込めます。夜にはシェードからこぼれる部屋の灯りがオシャレな雰囲気を演出してくれます。
お施主さんがご自身で塗装した床です。お施主さんの力も加わり、より素敵な空間に仕上がりました。何種類もの塗装サンプルを吟味していただきお施主さんお気に入りの床になったようです。
部屋の天井付近につけた高窓が部屋全体に光を採り入れてくれます。窓の高さ、幅など設計の段階で緻密に計算されているため、屋根の形も特殊な形をしています。
天井には、普通は下地として多く使用される材料を使用しています。ちょっとした工夫と職人技で下地材もオシャレに生まれ変わります。コスト削減とデザインの演出が可能になります。
築300年のお寺に使用されていた欅の木をカウンターとして再利用しました。昔は質の良い材料が多く使われていて、きめの細かい狂いの少ない欅を材料を提供させて頂くことが出来ました。社寺建築に携わっている飛鳥建築だからこそ、質の良い材料・施工が可能です。
造作洗面台にも欅の板を使用しました。シンプルながら収納もあるお気に入りの洗面台になりました。